大学では社会学を専攻し、様々な事例が社会に与える影響について研究をしていました。その中で興味を持ったのが廃校の再活用を行なう事業です。元々著名な建築家が設計した建物に興味があったこともありますが、既存の建物をリノベーションすることで新たな価値を見出すことが面白かったことと、空間の持つ可能性に強く心が惹かれました。将来空間を活かす仕事に就きたいと考えたのですが、文系学科ということでなかなか思い通りの企業に出会えない中、学部学科不問で募集する当社を志望しました。
入社後は営業設計職として工事に関わる帳票の作成など上司のサポートを行ないました。学生時代とは異なり、自分だけで進められる業務内容ではないため、報告・連絡・相談の大切さを学びました。翌年には主に見積や予算管理を行なう購買職に異動。今までは如何に空間を作りあげるのかを考えていましたが、図面から工事内容を読み取り、金額をコントロールし、利益を確保するという業務内容に変わりました。最初の頃は事前に認識できていない工事があり、見積から抜けてしまった結果、予算をオーバーするというミスを犯してしまいました。とても悔しかったし、この経験から図面の内容を正しく金額に反映させ、予算の精度を上げる重要さを学びました。複数の協力会社から選定することや工種を分離することでコストを抑え、目標となる利益が確保できようになるため、自分なりに行動・工夫した結果が数字として表れることはやりがいに繋がります。現在ではファーストフード、物販、ゲームセンターなど多様な物件の積算業務を担当しています。今では自分一人で対応できる幅が増えたのでより濃い経験ができていると思います。また同時に複数物件の対応をすることが基本なので、1件ごとに慎重に対応しつつも、効率よく業務を進めることを心掛けています。
チームマネジャー:山村課長
どのような仕事するにしても、目の前の仕事に対する向き合い方は大切な事だと思います。周りの先輩とのコミュニケーションを積極的にとることによって、あらゆる知識・情報を補っていく努力の日々となっていますが、その一つ一つが成果となり著しい成長が見えてきています。
新しいことに対しての前向きに取り組む姿勢が、業務の吸収力につながり、次のステップに向かって飛躍していると感じてます。今後の成長がとても楽しみです。