学生時代の思い出は、チームを組んで大きい施設の設計課題に取り組んだことです。複数で一つの課題を行なうと相乗効果が発揮されるときもあれば、意見が合わずにまとめるのに苦労することもあります。大変だった記憶しかないですが、仕事ではそれが当たり前なので今考えるととても勉強になったと思います。元々住宅に興味があったのでこの学科を選択しましたが、研究室で過ごす内に店舗や公共施設はその利用者の事まで意識する為、様々なストーリーを考えて設計するのが面白いと感じ、空間デザイン業界を志望しました。実際住宅メーカーの内定を頂いておりましたが、やりたいことを優先して当社に入社しました。
入社後は某チェーン店の対応をするチームに配属された為、自分も行ったことがある空間に携われることに驚きました。何もないところから空間ができていく過程を見ることができるのは、この仕事の特権だと思います。時には工事現場で職人さんに厳しい言葉を言われてしまうこともありましたが、それにめげず積極的に質問をしたり、一生懸命仕事に取り組んだりしているとその姿をずっと見てくださっており、最終的には困ったときはいつでも助けていただける仲間になることができました。ある日SNSを見ていると自分が担当していたお店が人気店としてまとめられているのを見つけました。その時は本当に嬉しかったです。私たちはBtoBですが、最終的にはその利用者につながるBtoBtoCの仕事だと思います。自分の手掛けた空間がどのように利用されているかを見ることができるのはまさにやりがいです。日本全国の物件を担当するので出張も少なくないですが、気分転換にもなるので全国展開している企業のメリットだと思います。
チームマネジャー:居附係長
とても前向きな性格なのか、施主様・協力会社の皆様へ積極的に関わっていくため、気が付くといつも現場の話題の中心になっています。入社から間もなく丸3年になり、色々と経験が蓄積されてきたのでこれからどう成長していくのかが気になる人材です。プライベートでの趣味の時間もしっかり確保しており、バランスをとって仕事に励んでいるようで、これが業務への取り組みや成果に好影響を与えているのでは?と思います。時々、突っ走ってしまうところが玉に瑕ですが、日々着実に成長していますので、それも含めて今後の伸びしろに期待です。