名古屋は他の都市と比べて魅力が薄いと言われていたので、地元がもっと楽しく暮らしやすくなるような店づくりがしたいと考え、名古屋にも拠点があるこの会社に入社をしました。

学校でも図面は描いていたのですが、実務的な図面は現場での細かな納まりも理解した上で描かなければならず、表現方法を覚えるまで苦労をしました。納まりは現場を知らなければ理解ができない為、上司や協力会社のご担当者と実際に工事現場を見て回り、何度も説明をしていただいたことで、段々と分かるようになってきました。物件の施工対応が始まると発注業務や夜間現場確認など、目まぐるしく業務に追われます。正直辛い時もあり、途中で心が折れそうになったこともあります。でも無事オープンを迎えられ、お客様に喜んでいただけたり、実際に人が店内に入って楽しんでいる様子を見たりをすると、辛かったことも忘れ、やって良かった！と思います。「鈴木さんに担当してもらえて良かった」とお客様に言われた時には、思わず涙が流れました。何物にも代えがたい感動とともに、支えてくれたチームメンバーや現場を作り上げていただいた協力会社の皆さまへの感謝を感じた瞬間でした。現在では飲食店の施工対応や新業態の設計を担当させていただき、新入社員の教育担当も任せていただいています。自分のできることが段々と増えてきたことで、仕事への自信につながってきています。

自分の頭の中で考え、図面で平面的に描いたものが実際にカタチとなってできていく過程を見るのは何年経っても感動を覚えます。自分の手掛けたお店が街のひとつとなり、街の魅力になっていく、とても素敵な仕事だと感じています。覚えることは内装、設備分野など多岐に渡っており、大変苦労します。しかし、バウハウス丸栄の社員はみんな熱く、丁寧に仕事を教えてくださる人ばかりです。当社の一員となり、一緒に働けることを楽しみにしています。